トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2009年 02月 14日

工事

我が家の大家さんの要請にて数件の貸家の水道管を交換し、それぞれのアパート
固有の水道メーターをつけることとなった。夏からの水供給問題に始まり、
古い管に水漏れがあることなどに対する解決策である。
本当に解決するのかな、と半信半疑であるものの。

家の前の石畳を掘り起こして古い管を新しいものと交換し、水道局にメーター
の器具をつけてもらうという工事。
毎日電気ドリルで石畳を掘り起こす騒音と削りくずの埃、そして
やっと管を交換した後、再度石畳をもとに位置に戻してセメントで固める。
新たにつめたセメントの色は古い石畳に調和しない。
新しいセメントの暗い灰色が茶褐色の石畳の色とちぐはぐである。
どうでも良いことかもしれないが、これだけ古い町の工事はある程度の配慮
が必要である。
たぶんセメント自体の質が落ちているせいもあろうが、美的景観をそこなうこととなる。
どうも我が大家さんは自分の持ち家の価値がわかっておらず、
家への愛情が感じられないのだが。

だめ押しは我が家の家を通る管を交換するのでアレのスタジオの壁に
穴を開ける作業。数百年経った分厚い石壁に電気ドリルで穴を
開けようというのだからたまらない。
細かい砂埃がそこら中に散るのである。
いい加減な仕事が嫌いなアレであるのでスタジオは穴を開ける壁周辺はすべて
片付けてまわりの家具もろもろにはプラスチックのカバーをかけて保護。
作業人が来る前の日にはすべて整えておかなければならない。
穴開け、管交換、その後の大掃除。
やれやれやっと片付いたかと思ったら今度は湯沸かしの調子がおかしくなり、
お湯が出ない。
そして今日、湯沸かし修理の人に来てもらってすべての工事が終わった。
これでついに水の問題、お湯の問題終了か。

それにしてもイタリアの古い家に住むのにはなんと忍耐のいることか。
今日は久々に熱いシャワーを浴びれそうである。
忍耐力と諦めの気持ちはイタリアに住んで最も学んだことかもしれない。


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by jamartetrusco | 2009-02-14 00:41 | Paese (土地柄)


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