2009年 07月 02日

道具博物館

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トロワの街は大聖堂を含める4〜5つの教会建築があるので有名であるが、もうひとつ
この街を訪れたら必見の博物館。Maison de l'Outil、その名も道具の館。
絵画や美術品の美術館ばかり見ていた眼には驚く程新鮮で力強い収蔵品の群れに圧倒される。
まさに道具の「群れ」なのである。
16世紀に建てられた建物の中に収まっているのは10,000以上の古くからある人間の
歴史と営みに関わる生活道具の数々である。1958年から始められたポール・フェラーとう信教者の道具コレクションを母胎にしている17世紀から19世紀にかけての眼を見張るばかりの数の道具。フランスの職人芸とその道具を後世に知らしめ、保護していこうという意図で集められたもの。道具だけだなく、道具を作るための道具もある。

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ありとあらゆる形のオブジェとしても美しい形体の変遷。
中にはもちろん現在でも使用されているものも多々ある。
展示もユニークで、まるで水族館の中の魚や動きのある生き物のように道具達は活き活きと
その姿を見せてくれる。
存在だけで語ってくれる無作為の美、用のための美の力をそこに見た。


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by jamartetrusco | 2009-07-02 05:42 | Paese (土地柄)


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