2009年 12月 30日

ゼロ代の終わり

2009年の終わりがもうまじかである。
ゼロのつく10年間に終わりを告げる。
この10年間は一体どんな年だったのだろう。
9.11のテロ以来世界は混沌の渦に突入したかに見える。
60年代に信じた反戦、愛、平和を歌うユートピアの世界は
完璧に喪失したのか。
極度のグローバリゼーションの行き着く末が今の状況とも
言える。
自身の生まれ育った文化を真に理解せず他の文化もそれ故に
理解できない人間が未開の地まで行き着くことのできる異常な状況。
感性の鈍化、表面的な人道主義、なんでも"politically correct"が
価値観の第一としてまかり通る。お金がなければなにもできない、
無いことから生まれる興奮も感動も得ることができない悲しい時代。
環境問題への意識もひとつのファッションである。自然を守るために
なにもしないよりましであるにしても。
どこか歯車が狂ってきたこの10年と感じる。
これはたぶん自分の年齢の経過の10年間と比例して、または反比例
して感じる軋みであろうか。
振り子の動きのように陰から陽に陽から陰に変貌する人間の歴史の
当然なる時間経過か。
来年年女となる娘の将来を祈り、2010年代への切なる願いと
希望をもってこの年を終わろうと思う。


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by jamartetrusco | 2009-12-30 05:35 | Vita (人生)


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