2010年 01月 10日

嵐の後

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昨日土曜日の明け方信じられないほどの強風を伴う嵐が我が集落を訪れた。
家が飛ばされそうな風の音。とても寝られるどころではなくテラス
に置かれているすべてのものが跡形もなく消えているのではと床から
想像する。風と雨の轟音があまりのも圧倒的で物の飛ぶ音など全く聞こえない。
そのうちにやや風が修まったのか少しうとうとしてから起床してテラスを覗く。
プラスティックの椅子や外履きの靴から何かからなにまですっとんでいる。
風の力の強さをそのまま顕すテラスを被い尽くす葉っぱや土や壁の一部の
漆喰やら。やれやれ、というため息。
そしてなんだか光が違うのに気づく。雨模様であるから光は限られているけれど
なんだかいつもと様子が違う。はて、と思い右側を眺めると目に入るはずの杉の
木が見当たらない。そこにはすっぽり遠景まで見渡される景色が広がっている。
アレが「杉が風で倒されたんだ!」と叫ぶ。
未だ残る雨風の中雨着をすっぽり頭からかぶってテラスに出てみるとなんと
今まであった杉の木がざっくりと倒れて庭を被いつくしている。
風が左から右に吹いたおかげでテラスに倒れかからなかったのが不幸中の幸いである。
でなければテラスも壊れていたかもしれない。

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午後になってやや雨も修まってきたので下に降りてみて強風の被害をまざまざ
と目にする。林立していたためあまり育ちが良くなくひょろひょろとやせた杉3本が
ドミノのように倒れしなだれている。根子が土台である石畳をざっくり押し開けて。
無惨な杉3本、通りに向けて飛出している頭の部分は消防隊が来て切り落とした。
我が家の出入り猫ビルバと最近我が家の一員となった子猫のミヌーがこの
目新しい光景に驚きながらも興奮して走り回る。

改めて自然の力の強さを見せつけられた。我が家の庭の杉3本の他にやはり同線上に
位置する家の木が倒れたらしい。そこにも消防隊が入って家に倒れかかった木の
撤去を朝から行っていた。強風の通り道がこの集落の我々の側面だったことは明白
である。
今まであった木が忽然と消えるのは淋しいものであるが、遠景をふさいでいた木が
消えて突然に現れた広々とした光景に不思議な感動も覚える。


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by jamartetrusco | 2010-01-10 20:00 | Natura (自然)


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