2010年 02月 24日

真の理


「奢れるもの久しからず」。平家物語の冒頭部の一節は有名であるが其の中にある言葉。
もともとは漢文から来ているのかもしれないが。
「初心忘るべからず」という格言。
両者とも微妙に意味合いは違うものの同様の真理を説いているようである。
人間の生きる上での智慧の根源であるようである。
なんでも慣れてくる頃に失敗したり、初めての経験における誠実な緊張感を
いつまでも忘れてはならない、と常日頃自分に言い聞かせている。
最近のトヨタリコール問題など見ていてこのような言葉を痛切に感じる。
一人勝ちと言っていい気になっていると墓穴を掘るというような例である。
イタリア人でよく感じるのは新米の店員とかTV司会者とか仕事始めの当初は謙虚でなかなか
誠実そうに見えるのに、少し経ってくるとだんだんと横柄になってくる。
最初は皮をかぶっていてそのうち地が出てくるのか。常に変わらず感じの良い
人が案外少ない。イタリアにはこのような諺がないのかも。
「我が計らいにあらず」
人間はなんでも自分で物事をなすと思っているが、実際は自然のなすがままになっていく
のであろう。自分の力の及ばない見えない自然の理に動かされてなすがままになっていく、
と信じていればすーっと気持ちがらくになる。人間も所詮大宇宙の一部なのだから。

最近よく頭に浮かぶ真の理を表す3つの言葉。


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by jamartetrusco | 2010-02-24 01:19 | Vita (人生)


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