2010年 03月 18日

春を感じる

この1週間やっと春の訪れを感じるようになった。
あまりにも寒く、雨と雪の多い冬であったからいっそう
有り難みを感じる。
空気がイタリア独特のsfumatura ーぼかしーのベールとなって
自然を被い始めたとき、あー春が訪れたな、と思うのである。
まだまだ強くないがやや冷たい空気に丸みを与えてくれるの
に十分な威力があるイタリアの春の太陽。
この数ヶ月不調だった体も春の気配で少しづつ回復しているのが
わかる。
久々の散歩で遠景からみるモンテフィオラ−レが眩しかった。
遠くの山にまだ残雪。

春の日差しとともに生き物にも変化。
一昨日うちの子猫のミヌーが他の野良猫を追っかけて失踪。
一晩家をあけてしまった。Già in calore? このin caloreという言葉、
猫のさかりのことを言うがもっと情熱的で素敵な響きである。
文字通り「熱くなる」、という意味である。春の空気でミヌーも
家出したのか、それとももっと悪いことでもおきていたらどうしよう、
あることないこと想像して、娘ともども心休まない。
昨日も逃げこんでしまった空き家の回りを探しまわる。
そして午後アレと娘と二人で再度探しに。
車が駐車している広場の以前ミヌーが隠れていたことが
ある穴を思い出す。そしてそこにこわごわ潜んでいるミヌーを
再発見。娘は歓喜と今での心配とが一緒になって大泣きしてミヌーを
手に帰ってきた。本当に良かった。

今週末はサン・ジュゼッペ(キリストの父)の日を祝ってこの集落での
揚げ菓子祭りである。春のお天気が続くことを祈って。

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by jamartetrusco | 2010-03-18 17:37 | Vita (人生)


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