2010年 05月 09日

5月病

火山噴火の影響で日本に行きそびれていなければ土曜日の今日帰宅した
ところである。
短期間の忙しい日本滞在もこの歳になるとあまり気が進まないとは言え、やはり
日本の空気を吸うことができなかったのは結構体に堪える。滞在中にしようと
思っていた様々なこともそのままになっている。夏に向けて展覧会の企画も
相談しようと思ってがそれも今となってはメイルでやり取りするしかない。
直接会って話しをするのとはだいぶ様子が違うものだ。
そしてこの1週間の悪天候。つい先週の初夏のような天気とは打って変わって
毎日雨と曇りばかりの涼しい初春に逆戻り。今年の天気の悪さにはもう体も
心も辟易している。
こういう状態を五月病というのだろうか。5月は春真っ盛りのつもりでいても
案外天気が悪いことが多いと言う。五月晴れというのもそんな不安定な天気の
中で訪れる快晴の日の有り難みから来た表現と聞いたことがある。大都会で
暮らしていれば天気の善し悪しなどあまり気にならないのかもしれないが。

このところのギリシャ国の経済破綻に始まり、ヨーロッパはユーロ導入以来の弊害が
じょじょに露見し出しているような気がする。ギリシャ、イタリア、スペイン
など、ユーロ導入以前はさほどお金などなくても豊かな自然と食生活で
楽しく生きていた地中海地方の人々の生活。その後のユーロ統一にて貨幣も失い、
生活費も上がり、一体なにが良くてこんなばかげた経済システムに巻き込まれなくては
ならなかったのだろう。潤っていくのはただただ一部の投資家と腹黒い輩のみであるような
そんな世界のどこが良いのだろう。人間本来享受するべき権利など考えると進歩などなく
後退の一歩であるような気がする。
絶対にどこかが間違っている現在の経済社会状況。
ギリシャばかりか他の国もいつかパンクする日は遠くないように思える。
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by jamartetrusco | 2010-05-09 02:22 | Vita (人生)


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