トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2010年 05月 13日

記憶にある形

アレの彫刻は彼の遠い「記憶」の中から生まれ出てくるかのようだ。
オリーブの木の形でも、石やアラバスターの彫刻でも常に反復される
有機的な形がある。
人体にも見える独特の艶かしい形である。
エトルスキの横たわる人型にも見える。
もっと彫り込んでいけばくっきりと見えてくる具象の形体にならない
一寸前であるから尚想像力を駆り立てられる。
だからこそ未完の美があるとも思える。
アレ独特の香りがある。

昨晩久々に生き方について、物を作る意味について、何故に我々は
存在しているのかについて、アレと語った。
このところ随分と忘れていたように思える存在の価値を考えた。
生きる勇気を得た。

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by jamartetrusco | 2010-05-13 21:24 | Arte di Ale(アレのアート)


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