2010年 06月 13日

都市の歳

都市にはその都市に合う歳がある。
ニューヨークはやはり若年が似合う。
空港について人と人との軋轢とそして外に出てからの
タクシーに乗るまでの過程に必要なエネルギーは
若者のそれである。
それを楽しむことのできるものに値する。
空気自体が轟音である。轟音とともに動きだす街である。
故に少しでも疲れているとどう対処して良いのかわからない。
この街は若者の街である。
どんどんと吸収すること、新しいことを欲する者の街である。
空に向かって伸びる建物の街である。
皆が早足で歩く街である。
様々な言葉が行き交う街である。
声高に主張しないと聞いてもらえない。
毎日がまるで戦いのような。
お金と経済を軸にまわる地であるこの街。
以前はそのダイナミズムとエネルギーに惹かれていたが
今では違和感を感じるのは只単に自身の人生の過程のせいかもしれない。
今の自分に合うのはそろそろ疲れてきた渋みのある街。
そして自然のある街である。

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by jamartetrusco | 2010-06-13 07:43 | Vita (人生)


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