トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2010年 09月 09日

京町家とアレのサラミ

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8月3日より15日まで京町家の空間を使ったワインサロン、Studio Yu-anにて
即興展覧会を開催した。題して「浮遊するサラミ」。
京都/フィレンツェ、京都/パリ間の文化交流の様々な企画を行っているミホプロジェクト
さんが奥に事務所を構え、水曜日から土曜日までワインサロンもオープンしている独特な
空間である。
2005年のフィレンツェ/京都姉妹都市40周年記念展の企画にてお世話になって以来
のご縁であるミホさん。以前よりYu-anの空間で展覧会したらどう、とお誘いは受けていた。
ただ日本へ発つ前に具体的な話しを詰めないまま出発してしまったので実際に行えるのかどうか
わからない状況であったのだが、美味しいイタリアワインを飲めるこのワインサロンに合う
作品とぼんやりとアレのサラミ群を考えていたのである。
そこでなにも打ち合わせもしないままサラミ、肉関係の紙作品を持参した。
7月半ば過ぎにやっと打ち合わせして、即決まったこの展覧会。
簡単なチラシとメイル配信のみではあるものの一応形になった展覧会としてご案内することができた。

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トスカーナのトラットリアにあるように生ハムやサラミがつるさがった空間を全く違った京都の
町家空間に再現する。もちろん抽象的な意味であるが。
ところが不思議と調和が生まれる。
アレの絵の土っぽさと素材感が町家の土壁や梁の木の色に妙に合うのである。
サラミや赤の冴える生肉の色。
豚肉、牛肉、の様々な形。
これでもかと肉に満ちた展覧会。
しかし肉の形の中にあるイタリアの文化。
日本の文化とは対照的かもしれないが。
そして日本との遭遇。共鳴。調和。
文化と文化の交わりの面白さを感じる。

来てくださった方々とも楽しい会話の弾む心地よい空間であった。
ミホさん、ありがとう。
そして異常な猛暑の中、ご足労頂きました皆様にただただ感謝の気持ちで一杯である。

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by jamartetrusco | 2010-09-09 04:12 | Arte di Ale(アレのアート)


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