トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2010年 10月 06日

陸ガメ

先日木の彫刻家のルカの田舎のお宅にお邪魔した。自然に囲まれ、畑で野菜を作り、
自家製パンを焼き、ほぼ自給自足の生活をしておられるかのようなご両親のお家。
ルカと設計士である弟のアルベルトとともに協力して建てられた心のこもった住み家で
ある。
高台にあり、そぐ後ろはそそり立つ山脈。段々状の敷地に処狭しと植えられたオリーブの
木。そしてその中に隠れる生き物はなんと陸ガメの大家族。
ルカは亀マニアのようで、30歳にもなる大きな陸ガメから今生まれたばかりの小さな
子ガメまで総数でも10匹以上の亀をここで飼っている。故に亀の生態などに詳しい。
質問すればなんでもすぐに答えが帰ってくる。天気の良い日であったから甲羅干しを
する数匹の亀達を拝見した。
のっそりのっそりと堅い甲羅の体をあげながら歩く亀の姿は恐竜の名残りのような
太古の生き物の感である。
甲羅もさまざまな柄になっていて美しい。
想像するのもやさしく、この亀達に一辺に虜になってしまった我が娘。
優しいルカにねだり、ついに一匹頂いてきた。
カモのダッフィーを日本に行く前に川に戻してあげたこともあり、今回取って代わったのは
陸カメのウーゴである。大家さんの庭の土のあるところに離して毎日様子を見ていた。
枯れ葉の下に隠れたり、草の間に埋まったり、よほど丹念に探さないとみつからない。
いずれにせよ活動よりは眠る傾向である。
ところがこの数日姿を消してしまった。どこに行ったのか心配である。時期からしても
たぶん冬眠の準備で、土を掘って地下に隠れてしまったのだろうか。
こればかりは自然の法則に任せるしかない。
次の春まで出て来ないようである。
春の訪れとともにどうぞ顔を出しますように。

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追記:
この投稿をしてから午後になって太陽が出てきたのに誘われてか3日ぶりに姿を現した
亀。いったいどこに隠れていたのか?! 自然界の七不思議。
とにかくひとまずほっとした。やはり冬眠にはまだ早すぎである。
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by jamartetrusco | 2010-10-06 20:51 | Vita (人生)


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