トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2006年 04月 10日

デッサンの面白さ

作家の制作の中で、一番直感的で、直接的で生(き)のままなのはデッサンです。頭から出てきた着想がそのまま手を通して紙面上に残されるのです。

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アレは例えばあまり気乗りのしない電話のときとか, お酒を飲みながらTVを観ているときとか、片手に紙のブロックを置いてサラサラとデッサンをしたためているのです。

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このデッサンは常に展開したいと思っているアイデアや表現の源で、それがすべて最終的な作品になるとは限りませんが、彼の想像力を最も端的に映して出していることは確かです。

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このデッサンの他に彼はイタリアでよく食物を包んだり、トラットリアなどのテーブルマットとして使われる黄紙をドローイングのために使います。この紙は油ののりが良いので油彩で描くのに非常に良い感じの肌合いを出してくれるのです。

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それともちろんこの紙は安価に手にはいるのでどんどんドローイングを描くのに惜しげがないということも重要な利点です。あまり高価な紙を使うと失敗しないようにと、表現がぎこちなくなってしまうようです。もちろん良質の紙を使用できることにこしたことはありませんが、でも売れっ子になってもやはりこんな素朴な紙を使いたいと思う作家かもしれません。






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by jamartetrusco | 2006-04-10 02:16 | Arte di Ale(アレのアート)


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