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2012年 06月 09日

野生ルッコラ

Rucola-日本ではルッコラとして知られる葉野菜は最近では日本でも店頭でかなり
普及しサラダの素材として人気である。
このルッコラには野生と栽培の2種がある。辞典によるとこの野生と栽培されるルッコラとは別種
だそうで、栽培のルッコラの花が白っぽいのに対して野生は黄色、アブラナ科に属する。
野生タイプは普通のルッコラよりもっと芥子のようなピリッとした味わいが強く、葉っぱも肉厚である。
ローマ時代から好まれて食される葉野菜である。
ビタミンCやカリウムたっぷり入ってアフロディジアカー媚薬としての効能もあるというのでローマ時代
からイタリア人の食文化に取り込まれていたという背景も理解できる。
地中海性の気候に適し、土道の際とか雑草の生えているような荒れ地に多く育成する。
海辺の土道で見かけて採集したことは何度かあるのだが、自宅周辺で一カ所だけこの野生ルッコラを
収穫できるところがある。なぜそこだけなのか、未だに不明。
個人の邸宅の門の外の道路脇で、ちょうど脇に駐車できる空き地があるので今頃の季節になると
5分ほど車を走らせ目指すルッコラ採集へ。
例年この時期は雨がさほど降らず急激な猛暑が訪れたりであまり育ちは良くないのだが、今年の成長
ぶりには驚くばかりである。雨と太陽の具合が最高だったのだろう。
野生に生きるこの何気ない葉野菜、小さいその葉っぱからその味の濃さを心底味わうこのごろ。
ぴりっとした辛みのあるその味は太陽の恩恵を浴びて真に力強い。

大地、太陽、そのエネルギーを得た緑。

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by jamartetrusco | 2012-06-09 04:08 | Natura (自然)


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