2013年 01月 28日

インスピレーションとは?

「書く」ということもインスピレーションが必要であることをつくづく感じるこの頃。
2年間、知人に依頼を受けイタリアを話題にしたブログを月に8回も書かなければ
ならないという状況に置かれて、頭脳がいささか消耗したようである。
きりきりとネジが回っていたのが逆周りしているような感じ。
どうもこのごろ「書く」こと自体へのインスピレーションが湧いてこない。
何か「はっ!」と思える思考や精神への刺激がおこるときに筆が動くようである。
マンネリの繰り返しが毎日が続くと自然と想像力も衰える。

「書く」ということはインターネット氾濫の今の時代にはある意味では大変な
努力が必要な気もする。あまりにも多くの情報が毎日目の前に飛び込んできて
考える余地もないようだから。
鉛筆と紙で書いていた時代はつい最近のこと。辞書をひきながら翻訳していた
あの時。今ではインターネットの検索が辞書の代替である。
すべてが楽なようで頭脳の低下を促すような感じがしてならない。
以前はクリスマスには限られた友人に懸命にクリスマスカードを書いて郵便にて
送っていたのに、今ではemailにて簡易な挨拶。
一瞬にして消してしまえばおしまいのカード。郵便にて受け取ったカードはいつまでも
手元に残る。物質として残るのが良いとは限られないけれど、現像された写真は後に
は怖いほど生々しくその時の情感を蘇らせてくれる。
私の世代はちょうどひとつの時代と次の時代との狭間でどちらの世界の良さも
身近に会得した世代であると思う。
テクノロジーの恩恵を有り難く思う反面、鴨長明のように解体自由自在な方丈に
身を置いてアナログの精神構造を享受したいと思う今。

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by jamartetrusco | 2013-01-28 05:05 | Vita (人生)


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