2006年 04月 22日
住まいのすぐそばに私たちの大家さんは細長い庭を持っている。城塞の内壁の上なので、下を通る人たちを見下ろせる位置。そこにはすももやいちじく、杏子など果実のなる木が数本生えている。ここ何年か前までは草ははえ放題、手入れがされずにボウボウになっていた。 そんなとき庭仕事を第2の情熱とするアレが大家さんに了承をとってこの庭の世話をさせてもらうことにした。先方も無償で庭師を雇うようなものである。今ではその当時の姿と見違える庭の様相となった。 きれいにする内に古いレンガなど時とともに埋まってしまっていたものが出て来て案外面白い発見がある。この庭どのように展開していくか現在思案中。春から秋まで人通りも多くなるこの城塞の街で何か即興的展覧会などできないかと。庭を使ったランドアート的な制作も可能である。 ここのところ春の日差しが素晴らしい日々が続いているので、アレは毎日庭にかかりっきりである。 作家にも四季折々の推移があり、寒い冬は体を動かす彫刻が、春の日よりの良い頃は庭仕事、そしてそれ以外は絵やドローイングをという風に自然とともに制作意欲も変わっていくようである。 すべて自然体で生きる、ということか。 ☆One click ありがとうございます☆
by jamartetrusco
| 2006-04-22 01:15
| Arte di Ale(アレのアート)
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