トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2006年 06月 01日

6月1日に思う ーNick Drake聴きながら

ここ2〜3日の涼しさは、まるで一気に初春にもどったようです。6月1日とは思えません。
なんだか体もだるくて、気分冴えない日。明日はイタリアのFesta della Reppublica、共和国記念日で学校も休みで、3連休。
そして来週の金曜日(9日)にて小学校は3ヶ月の長い夏休みに突入です。普通のイタリアの両親は学校が終わって子供が家にいるので、困る、夏のさまざまな子供向け課外コースやイベントにきそって子供を送り込むのが常ですが、我が家では学校終わって、ほっと一息。これから3ヶ月自由だー!となります。主人も画家という自由業、わたしも出張の時以外はだいたいコンピューターを前にした自分の時間を自分でコントロールできる仕事が主なので、子供の通学がわれわれふたりにとっても唯一の時間制約。ですから学校の休みには3人とも思う存分羽をのばせるのです。主人は仕事にのればおそくまで起きているし、朝も鶏より早くゴソゴソ起き出してスタジオに籠ってなにやらやっていることもあります。朝何時までに起きなくてはならない、というのはあまり好きでない質です。私は昔から朝方なので早起きはさほど苦にならないものの、何時までに起きるという精神的制約はやはり好きでない。普段は起きるのがしんどいのに、休みとわかっている朝はすっきりと目が覚める、というパラドックスは、これは人間の本能としか言いようがない。人はもともと自由な動物なので、自分の意志のみで動く場合と、他の不可抗力で動く場合とでは、頭脳の働き方が違うのでしょうね。

でも学校の終わりを待たずに来週は木曜日からミラノに行く予定。ロンドン在住の土を使った彫刻家のフェルディナンド・カザセンプレがミラノの画廊にて展覧会をするという案内を送ってくれました。今注目している作家です。そこで、友人一家に会いたいこともあり、またアレの展覧会の可能性も探ってみたいので、この3つの目的のためミラノ行きを決めました。

6月はまた日本から大の親友であり、大好きな詩人の白石かずこさんがフィレンツェを訪れます。イタリアに招待されるのは珍しいことで、お目にかかれるのが楽しみ。何年か前には一度ローマの詩のフェスティバルに招かれ、その時にも、もちろん伺いました。今回のテーマはVoci Lontane, Voci Sorelle, 世界様々な国からの詩人達を招待してのイベントです。白石さんはメディチ家の元お屋敷、Villa Reale di Castelloにての朗読会、さぞ雰囲気も素敵だろうと、今から期待しています。

そして6月21日からは一週間、久々に家族3人でロンドンに参ります。出張以外でロンドンに行くのは本当に久々。違うロンドンを楽しんでこよう。今年の夏は日本に帰らないので、娘がロンドンの従姉妹に会いたいし、ということで数ヶ月前から飛行機を予約。最近盛んなローコスト航空会社のライアンエアー(Ryanair)のピサ、ロンドン往復3人で145ユーロ。異常な安さでしょう? いずれ、ロンドンにて主人の展覧会を企画できたら、という想いにあふれ、今回3人でロンドン探索します。

なんとなく頭が散乱している今日。こんなときに聴くにぴったりのNIck Drakeの音楽。ニック・ドレイクは僅か26歳にして世を去った孤高のシンガーソングライターとしてご存知の方もいるでしょう。わたしもティーンエイジャーの時にはまってしまい、未だに聴いているアルバムです。
Pink MoonやBryter Laterが代表作。 哀愁と詩情にあふれています。なぜこんなに若くして逝ってしまったのだろう。

それから、吉報が入りました。まったく私事ですが、大学時代尊敬する、変わり者先生だった草深先生が学科長になったとの知らせ。先生おめでとう、とつくづくお祝いしたい気持ちです。
挨拶に替えての言葉、いかにも先生らしいので、ここに載せます。

赤き帽 道切れるわたり 秋も暮れ
艶治なものを暫し追慕、かと思えば
木戸を指す 待つ人もなく 日の暮るる



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A threshold to ......


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by jamartetrusco | 2006-06-01 20:49 | Vita (人生)


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