2006年 07月 06日

樹齢300年のオリーブの木

ボルゲリの名前は中世のborgoー ボルゴ(城下町のようなものか)として1100年半ばより知られてきた。名前の由来は地元の人権擁護に貢献した裁判官の名前を取ったといわれている。
それ以前はSala del Duca AlloneとしてConti Della Gherardescaの領地として存在していた。その城は1496年に神聖ローマ皇帝マクシミリアンの軍が襲ってきた際に破壊されている。また1946年にはボルゴ自体が倒壊の被害を受け、その後、元々の位置より少しずれたところに再建された。

このようにかなり激しい歴史経緯を辿る街であるが、昨日紹介した糸杉の並木道はいつの頃植えられ今の姿になっているのだろう。
詩人のカルドゥッチが住んでいた1830年代にはすでに並木道はあったに違いないことからすると、それ以前、もしかするとゲラルデスカ伯爵の城へと通じる道として中世から存在していたのかもしれない。なんども生まれ変わった糸杉の運命。そして戦さや破壊、人々の死を幾度も見据えてきたのだろうか。

このボルゴの中をまっすぐ歩いて突き当たるところに小さな公園があるが、そこにこのオリーブの巨木が佇んでいた。曲がりくねった年輪を感じさせる老人の顔のような幹。
いつからかこの街を見守ってきたかという趣き。Divinità(神聖)を感じる瞬間である。
1720年と木の前に小さなサインがつけられていた。約300歳。でももっと古いようにも思える。


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by jamartetrusco | 2006-07-06 04:44 | Natura (自然)


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