トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2006年 07月 26日

イタリア流夏の夜遊び(子供連れ編)

イタリアの夏の一日は長い。我々のようにバカンスにて海に来ている人々はなおさらのことだ。一日の大半を海にて過ごし、夕食をとった後、外にくりでるのである。もちろん我が家は7歳の子供連れであるので、行動はかなり限られてくる。ディスコで踊り狂うとか、シックなバーにて食後酒を一杯などという楽しみは残念ながら享受できない。子供連れ家族であふれるスポットとしてはまずは夜おそくまでやっている一種の遊園地。遊園地といっても様々な乗り物があるわけではないが、ピンポン台もあればゲームセンターもある。後はゴーカートのような遊びも種々。そしてもちろんアイスクリームを食べられるカフェも常備。
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中でも子供(ティーンエイジャーも含め)に一番人気はトランポリン。大きなスペースに網がはられていて、中に長方形のトランポリン台が敷き詰められているのである。すべて繋がっており、枠には当たってもいたくないようなゴム状のクッションに被われている。ひとつのトランポリンから隣のトランポリンまでピョンピョンと飛ぶこともできる。Gettone(遊園地専用の通用硬貨)をまず買っておく。そしてしたい遊びごとにそのgettoneを払うのである。トランポリンはgettoneふたつで10分間。子供達が悲鳴をあげながら空中を舞う。昔からトランポリン好きだった娘も2年ぶりに感覚を思い出し、10分間満喫。

子供連ればかりではないが野外映画館も夏の夜の楽しみのひとつ。映画の種類によってもちろん客層も違う。映画は日替わりで最近封切りされた映画を上映していく。昨晩はEra Glaciale 2。邦題はなんというのだろう。氷河時代のマンモスや動物達が主人公のアニメ。正直言って私はわざわざ入場料を払って観たい映画ではなかったのだが、近くで休暇中の親ともどもおつきあいしている子供二人の家族(先日のロンドン旅行でも少し体験をともにした)が観に行くというので、それなら一緒に、ということになった。
野外映画は通常夜9時過ぎから上映開始。醍醐味は夜空を仰ぎ、夜風に当たりながら映画が観られること。夏はほとんど雨が降らないイタリアならではの夏専用映画館である。夕食後のエンタテーメントで、家でテレビを観ているより涼しくそして夏らしい。イタリアの映画館の特徴はIntervallo(幕間)があって、皆お手洗いに行ったり、飲み物やポテトチップスなど買いにいく。せっかく観ている映画が途中中断されるので私はあまり好きでないのだが。そしてなんの前ぶれもなくまた映画が始まる。なんとなく人々がわいわい、がやがやとしているいかにもイタリア的な野外映画館。「シネマ・パラダイス」の映画さながらである。

帰りがけに街角の空き地にて大々的にFesta de l’Unità(これもいかにもイタリア的な行事、またの機会に話そう)をやっていて、そこで最後のカフェとグラッパと行きたかったのだが、娘がもう眠い、帰ろう、と騒ぐので仕方なく帰宅。映画が終わったのが夜の11:30だから当然であろう、かくして長い一日のお開き。

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by jamartetrusco | 2006-07-26 04:22 | Paese (土地柄)


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