トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

jamarte.exblog.jp
ブログトップ
2006年 07月 29日

完璧な形


f0097102_555722.jpg


この画像のもの、なんだかおわかりですか?
わたしは実はアレに言われるまで知りませんでした。
海の生き物をよくご存知の方、そして美食家の方はすぐにおわかりになるのかもしれません。
直径は5cmにもいかない小さなもの。完璧に計算されつくしたかのような突起の列、パーフェクトな球形。そして微妙な緑の濃淡の色調。手にとるとその薄作りにもびっくりします。まるで薄い磁器でできた焼き物のようなぴりっとした硬さ。手にしたときにはその繊細な美しさに感嘆しました。
一番のお気に入りのバラッティ湾の海辺にて見つけたものです。バラッティ湾の私たちの一番お気に入りのアングルは岩場と隣あわせで砂浜と石、岩場が組合わさっているので岩場のそれに近い、透き通った素晴らしい水質です。湾であるので波も少なく泳ぐにはもってこい。そして水中メガネで魚達が泳ぐのも見られる理想的な海。Salagoという鯛に似た白っぽい魚や群れをなす小イワシや黄色っぽくキラキラする小魚など、いろいろです。そして岩場にいけば必ず見られるもの、うに、それがこの形の正体です。トゲトゲの黒い針の外殻をすべてとってしまった後に残る芯になる部分だそうです。
アレに言われたときは「これが本当にウニ?」と疑うほどでした。アレいわく、うにの形体は以前にも紹介したことのあるフィボナッチの数字が当てはまる自然界の形体のひとつらしい。といわけでまたひとつ賢くなりました。フィボナッチの数字とうにの関係にてはまた調べてみよう。


f0097102_515628.jpg




人気blogランキングへ
にほんブログ村 美術ブログ
[PR]

by jamartetrusco | 2006-07-29 05:17 | Natura (自然)


<< Festa de l'...      朽ちたる美 >>