トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

jamarte.exblog.jp
ブログトップ
2006年 08月 13日

エジプトの猫神 バステット

f0097102_1762299.jpg


何故急にエジプトの猫神の話なのか、なのであるが、それは我が家の完璧なる一員化しているビルバの立ち姿のおかげ。それをみて「あっまさにエジプトの猫神のようだ」、と思ったのは私だけではあるまい。

f0097102_1764330.jpg


大英博物館にすばらしいブロンズの猫神像がある。ビルバの顔の反転のようである。
猫がこれだけ神聖化されたのはおそらく古代エジプトが一番であろう。バステット神は頭が猫で女性の体を持つ神として象られる。太陽の神Reの娘と言われ、火の神、猫の神、家庭の神、妊婦の神とも言われる。温厚、従順でありながら好戦的な性格を併せ持つという。
ナイル川のデルタ東にあるBubastis神殿がその本殿。エジプト王朝後期(紀元前7世紀から4世紀)にかけて普及し、この猫女神崇拝の象徴として猫のミイラを墓に収めることも多くなったらしい。というわけで娘も猫のミイラにはいたく興味を持っていた。大英博物館の中で娘の興味は今のところ何と言ってもエジプトのミイラであるのだが。

その威厳あり、どこか超越したような姿。背中をきりっとしまられせて座したその様子、その美しさは抜群である。ネコ科の美学とも言えようか。

f0097102_177353.jpg

[PR]

by jamartetrusco | 2006-08-13 17:19 | Storia (歴史)


<< Godfried Schalc...      百味菜々 >>