トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2006年 10月 16日

オリーブの残照

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オリーブの木の彫った木屑を集めて円にした。
なんだかリチャード・ロングのランドアートのよう。
生きている素材は木屑となってもどこか美しい。
これだけの木屑が出るにはどれほど彫り込んだのか。
結婚したてのときに彫った人間頭部があったのだが、あまり進行ない時期にノミを置いてしまった。
その「頭」、どこか不器用なノミ使いが見える中世の騎士のような顔であった。その「頭」を最近また彫り始めた。というより彫らざるを得なくなった。スタジオにあまり長く置いていたので、乾燥と湿気の繰り返しで一部にひび割れができてしまったのだ。先日の頭部に続いて彫刻づいているこの頃。この「頭」に再び挑む。どんどん彫って行くうちに今までの不器用な顔がだんだんと男前になってきた。目つきも鋭い。やはり人間10年の月日は無駄に経つものではない。

オリーブの木は彫りたては薫る。オリーブオイルの香りのような香ばしい匂いがする。
だから木屑もそうだ。そして猫のビルバがしきりとこのクズを食べにくる。
木の片まで食べて大丈夫?と心配はするものの、自然の生き物、すべきこととすべからずこととよくわきまえているだろう。
ということで猫の不思議、先日の「オリーブの木を舐める」に加えて「オリーブの木片を食べる」までと至った。

続きはいかに?


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by jamartetrusco | 2006-10-16 02:50 | Arte di Ale(アレのアート)


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