トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2006年 11月 30日

雷効果

先週の火曜日だったか、深夜から大嵐となり、猛烈な雷の響き、トスカーナ地方の一部でも木が倒れたり、床が浸水したり、といった多少の被害があった。
我が町でも深夜のすごい落雷の音に、びっくりして目が覚めるほど。
コンピューターの電源は切っておいたけれど、テレビまでは気がまわらず眠さに負けてそのままに。次の朝寝室に置いてある小さいテレビが動かない。落雷の被害にやられたらしい。不思議なのは機械のすべてに影響があるわけではないこと。
そしてこの後テレビが何台もゴミ捨て場に捨てられてあった。被害は案外大だったようである。

ところが被害はこの小さいテレビだけに終わったのではない。この落雷の次の日からAirmacのブロードバンドのつながりがおかしい。繋がったり繋がらなかったり、不安定である。また一日中繋がっている日もあればまったくコネクションゼロの日もある。

ここからが大変である。イタリアに住んでいることをつくづく恨みたくなる毎日。
イタリアのNTTにあたるテレコムという電話会社があるのだが、このサービス番号187にまずは電話して問題を告げる。ところが応対するオペレーターというのがまたすべてに言うことが違ったりする。ひとりは「あーそれはこの近くで今ライン拡張の作業をしているのでその影響に違いない。月末までは続くかもしれないのでご了解ください」。いったんはあーそうだったのか、と納得したものの、悪名高きテレコムの今までのいきさつのことを考えると(オペレーターがいい加減なことを言うのはもう通常のこと)信用できない。
ということですぐに次の日にまた電話する。すると今度は「ラインが繋がっていない、故障だから技術者をよこすように予約をいれておきます」、との対応。次に日まだまだ信用できないので再度電話。すると電話したときにたまたまラインが繋がっていて、「繋がっているからそちらの問題では?」という答えで、それ以上どうしようもない。

そして昨日思いがけず早く技術者が現れた。このいきさつもなんだか変。どうも私たちの故障を見に来たわけではないようである。それでもとにかくラインのチェックなどしてもらって、一応修理完了かに見えた。アーよかった、とほっとするのもつかの間、もう夕刻には繋がらなくなった。結局なにも解決しなかったわけである。
そして今日は一日中繋がらない。常時お世話になっているMacの技術者にも来てもらってこちらにはなんの問題がないことを確認した。
つまりテレコムに修理してもらうしか、もう道はないのである。それもあまりあてにできないオペレーターと技術者との戦い。電話を通して名無しのオペレーターとしか話せない、それも毎日違うオペレーターと。誰も自分の言うことに責任を持たなくてすむ、なんとも理不尽な仕組み。一人の名前のある人物と合い面して問題を話せない、このことの非人間性と不便さ。
そしてやってくる技術者がいい加減であればもうお手上げである。

インターネットという現代の素晴らしいテクノロジーに完璧にがんじがらめになっている自分という存在は無視できないものの、つくづくこういった大企業のシステムの弱さ、盲点、非人情を感じてしまうのである。

ということで当分続くテレコムとの格闘。いつになったら解決することやら。

でもいつものMacをとことん知り尽くしているお兄さん、アレッサンドロは今回も出張サービスでいろいろ見てくれて、そしてなにも料金を請求せずに行ってしまう。そんな人間味のあるつきあいもあるのでやはりイタリアも捨てたものでない、と思えるのである。

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by jamartetrusco | 2006-11-30 02:45 | Vita (人生)


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