2006年 12月 05日

ホックニーもどき

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しなやかなる動きは瞬時の空気を捕まえそして次の姿へと変貌する。
スローモーションフィルムを見るように
ビルバの美しい肢体で遊んでみた。

猫、そして猫、これでもか猫、またまた猫。
続ねこ、続々ねこ、まだまだ猫。


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デヴィッド・ホックニーは一時期写真による肖像画を多く制作した。
1982年、ポラロイドカメラで撮った写真によるコンポジション。
被写体を様々なアングルより撮ったポラロイドの写真を白い枠組を残したまま並べて
一枚の大きな人物像を作り上げる。
並列している画像はぴったり合っているわけではないのに、単に一枚の写真として
撮った肖像写真より、ずっと躍動感があり、そして内面を映し出し、
また空間を感じさせる。
そこにあるのは単なる写真ではなく写真という手段を使ったひとつの絵画であるようだ。


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他にも普通のプリント写真を使ってある動きのある場面を再現する手法も制作しているが
わたしはこのポラロイドのコンポジションが妙に好きである。
白の枠がモザイクのような面白さを生み出しているせいかもしれない。
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by jamartetrusco | 2006-12-05 21:01 | Natura (自然)


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