2006年 12月 06日

彫刻の庭 構想

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ここのところの人と人との輪を再発見させてくれたのは最近になって変更した銀行の支店長。
今まで使っていた銀行があまりにもサービスが悪く手数料は高く、そして入った瞬間に気が滅入る空間。ある場所に漂う「気」というのも実に大切なような気がする。それは中にいる人との関連もあるのだろう。自分に良いオーラを放ってこない空間や人は幸運を呼ぶはずもないであろう。

そしてついに先月銀行を変えた。地元の銀行という感じであまり大規模でないし、支店も少ないので使っていなかったのだが、以前からこの銀行の支店長のことが気になっていた。なんとなく楽しい雰囲気で感じが良い。であるから変更はこの支店長のいるこの銀行へ、と即決。

入った瞬間にどこか空気が違う。皆が楽しそうである。なぜならこの支店長が楽しそうなのである。それにつられて従業員も皆リラックスしている。なんの変哲もない銀行の空間なのだが、雰囲気が明るい。以前の銀行とは大違い。

そしてわかったのは、この支店長、なんと最近では趣味であった絵の制作に本格的に挑み、展覧会も行っている。そしてグレーベから少し丘に上がったところにある将来は移り住む予定の田舎家に彫刻の庭を作りたいという。心が即通う人と久々に出会った。

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アレも昔から庭を使った制作というのに興味があったので、すぐに意気統合。今のところトスカーナのベテラン彫刻家に作品を寄贈してもらったものが1点設置されている。月を象徴するかのような作品であるので、太陽から月への行程、といった宇宙自然の営みを表した庭にしたい、と言う。竜安寺のような石庭が好きだと言うこの支店長。
頭の中にはいろいろな構想が浮かんでくる。


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取りあえず場所を拝見した。グレーベから上がっていくこと10分。キャンティ山の中腹である。
手つかずの森林や小道や丘陵。エトルリアの息吹を感じる場所。

ここでいったいどんな庭を作ることができるか。
アレの中にあるフィレンツェ、エトルリアと京都の美がどのように融合できるだろう。
これからの展開を考えるだけでもわくわくする課題である。

先日書いたファジャーニとの久々の再会も実はこの銀行内でのこと。
この支店長との出会いが私たちの人生の行程に暖かい光をともしてくれたような気がする。

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by jamartetrusco | 2006-12-06 20:00 | Vita (人生)


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