トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2006年 12月 15日

12月13日の夕方ーフィレンツェにて

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昨日は朝から大切な用事でフィレンツェへ。
一日中フィレンツェの町で過ごした珍しい日。
クリスマス直前のフィレンツェはクリスマスの照明装飾がことさら美しい。
滝の流れのような光。見上げて思っているだけであいにく画像には残さなかった。
残っているのはクリスマスツリー、イタリア語ではAlbero di Nataleのポツンとした姿。
フィレンツェ中心部のリプブリカ広場に設置されている。前を歩く人の靴の白さだけがやけに目立っている。
アレと娘と夕方の光を楽しもうと待ち合わせた広場である。
かなり冷え込んできて石のベンチが肌まで沁み入る。

クリスマス前のフィレンツェはプレゼントを探しまわる人々に満ちている。なんとなくザワザワとした目抜き通り。
その目抜き通りにあるブティック、Luisaは昔からフィレンツェにしては奇抜でアーティスティックなショーウィンドーで有名である。アレも若き日にこのショーウィンドーの背景の絵を描いたと言っていた。

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そんなわけでフィレンツェを訪れるときに必ず前を通る店。
今回は村上隆ばりの大小さまざまなミッキーマウスのような人形が飾られていた。なんとなくかわいらしなとじっと見て写真を撮っていたら、横から中年の女性が”Che carino!"(まあなんとかわいい!)と語りかけてきた。
まわりの雑踏の人々の動きとは全く関係なしにこのショーウィンドーを見て一言二言かわしたこのご夫人との会話。イタリアで一番自由に自身を表現し、外国人の区別なく話をできるのは高齢のご夫人やお爺さんである。少なくともわたしの僅かな体験ではそうだ。

日常の中の超現実的なひと時であった。
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by jamartetrusco | 2006-12-15 04:47 | Paese (土地柄)


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