トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2007年 01月 14日

日本の色についてーその1

京都より帰ってまだ3日であるので頭はまだトスカーナに戻っていない。京都での日々の余韻がままだ心に強く残っている。このところ常に夏の京都に帰っていたこともあって久々の冬の光の京都、師走と年明けの京都に感慨新たである。冬のすかっとした晴空というのは京都では珍しいような気がする。東京のような空っ風が吹かないからかもしれない。そして地中海のからっとした青空とは別物である。晴れてもどこか薄らとした雲の幕がかかったような霞み空である。それが柔らかな京都の光を生むようだ。
早朝、家の扉から見える靄のかかった微妙な緑の明暗をはぐくむ山の景色を拝んでは仏さまの息吹を肌で感じる。

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京都にて日本の色の数々を見つけた。おせち料理の艶やかさ。そして子供やティーンエージャーが嬉々となる駄菓子の店。娘の大好きな店。ありとあらゆる菓子のパッケージの不思議な不調和の調和。こんな色彩は西欧の美学ではあり得ない。

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そして和紙の店。なんといろいろな色彩、色調、紙の材質感があるのだろう。
昔ながらのおもちゃも多種多様だ。

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侘びという言葉に象徴される色を極力おさえたさびれた趣きの美も日本の美である。対照的にこのような色のあでやかな響宴も日本の美学である。
この対称はなんだろう。京都の文化、はては日本の文化の興味深い2面を感じる。
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by jamartetrusco | 2007-01-14 19:56 | Paese (土地柄)


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