2007年 01月 18日

京都での実り


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今回の短い滞在において我々にとって大切なできごとがいくつかあった。京都の伝統を守る素晴らしい方々との出会い。これから生きる上での勇気の源となった。伝統をただ保存するだけでなく現在生きる我々の時空間に取り込み活かし、新しい創造性を提案する。伝統と革新ということを自ら体現されている方々である。久々に「真なる物」への感動と衝撃を受ける。

そしてもうひとつの大切なできごと。それは京都にて今年の夏アレの2回にわたる展覧会開催が決まったことである。
2005年の京都イタリア文化会館での2人展の折に知り合った方の画廊にて再度展覧会をひらく運びとなった。桂にあるご主人自ら設計した自宅兼画廊の建築。石などもこだわってご自分で探したらしい。
House of Artという名称である。この画廊にて2回目の試みである。前回訪れてくださった方々にまた作品を見て頂ける機会となろう。桂離宮が近いのでまた足を延ばしてこようかと思う。今の眼にて再び見てみたい場所である。

さらにその後には京都の中心、3条通りにある京都文化博物館の別館内にあるArton Galleryにて初めて展覧会をさせて頂くこととなった。企画するのは知り合って3年来京都の滞在を心豊かにしてくれる友である。
三条通りは私たちの大好きな通りで、京都にくれば必ずぶらぶらしていた場所。京都博物館別館の赤煉瓦のこの建物は東京駅を設計した辰野金吾(1854〜1919)とその弟子の長野宇平治の設計による明治洋風建築の代表といえる建物である。もともとは日本銀行京都支店の建物であったが1969年以来国の重要文化財に指定されている。
本物の素材からくる重厚感に満ちた室内である。

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この中は元銀行の面影を残す広間付近とその横にいくつかのギャラリーやショップがもうけられている。Arton Galleryはそのひとつである。
いつも通っていた大好きな通りの歴史ある建物の中で展覧会を開催できる、このことはこの上ない喜びであり、光栄である。
時期はまだ具体的に決まっていないが7月か8月。京都の暑い盛りであるが、今からわくわくしている。アレも新作に向けて制作に集中しなければならない。
今年は新年からさい先良いスタートが切れそうである。

人生とにかく信じるのみ。ひとつひとつの出会いを大切に、そして自分の心や波の浮き沈みに逆らわず毎日を丁寧に生きて行こうと思う。


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by jamartetrusco | 2007-01-18 19:08 | Vita (人生)


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