トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2007年 03月 25日

心に残る風景

3月25日、きょうからイタリアは夏時間に入った。3月の最終日曜日に時間が
変わるという決まりなので毎年日にちは違ってくる。
急に一時間失ってしまうので、一日があっという間に経っていく。
たったの一時間でも小さな時差ぼけを引き起こすのである。

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先日初雪が降った。アレが写真にしてくれていた。
すぐに溶けてしまったというが、それでも
ほんのりと白化粧の景色はいつ見ても美しい。
テラスの同じテーブルの上でその前の週はポカポカ小春日和
でビルバもうたた寝をしていたのに。

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去年の地元の花祭りで買った小さなサボテンに花が咲いた。
たぶん一度限りの花だろう。と思うとなにか惜しくて写真に収めた。
淡い壁の色とうまく調和して鮮やかな朱色の奇麗な花である。

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ここのところ友人の作家との再会が続いている。
有機農家を営みながら自給自足の素晴らしい生活をされている3人家族。
ご主人は人生の歩みがその人となりにしっかりと刻印を残した奥の深さ
を感じさせる、本当の意味で「面白い」人。
奥様のまどかさんはその彼の傍らでしっかりと家を支え前に進む力の源。
日本女性の奥ゆかしさと強さを兼ね備えた素晴らしい存在である。
子育てが一段落してきたので本業の作家活動を再開した。

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彼女は彫刻家である。木彫りが主であるが、遊び心溢れるその想像力の
泉からは毎回いろいろな表現が表出する。土を使ったもの、エッチング、木彫の
人物像。面白悲しいような、哀愁のある表情。
そして今回のグループ展で見せてくれた木箱の中の小舞台。紐をひっぱったり
手回しで動く仕掛けになっている。懐かしい手作りの風情が漂う。
彼女の作品が好きなのは素朴な手の感触が必ず感じられるからだ。
彼女の心がそのまま表れている作品たち。
作っていて本当に楽しかったのよ、と嬉しそうに話してくれた。
アレも毎回違った表現を見せてくれる彼女の作品が好きだ。

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by jamartetrusco | 2007-03-25 23:15 | Vita (人生)


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