トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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2007年 05月 08日

新しい住処

昨日は夏のグループ展の作家の作品発送を済ませた。
たった4人の作家でもそれぞれの都合や思惑があってまとめるのは案外と大変である。
日にちの都合などがやっと合って昨日無事に発送することができた。
後は無事に目的地まで辿り着くのを願うばかりである。今頃は飛行機に乗り込んでいるの
だろう。

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今回の展覧会を通して友人となったエレナさんのお宅まで作品を取りに行ったのだが、
彼女は先日ご主人と我が家を訪れてくれていて、その際にアレのオリーブの彫刻が
大変気に入り、小品を買ってくださった。有り難いことである。自分が単に「好き」という
理由のみで即無名の作家の作品を買ってくれる人は本当に少ない。故にこういう
体験は身にしみて幸せに嬉しく思うのである。彼女の飾り気のない自然をそのまま愛する
心からアレのオリーブの魂ふつふつとする作品に惹かれるものがあったのだろう。
ともに近間を散歩して、そして手提げ袋にオリーブ作品を大事にしまわれて。
ワイン祭りの土曜日に遊びに来られたのだが、我々がいつも買っている農家のワイン
の1.5リットル瓶をプレゼントしたので、それで十分満足されて活き活きと帰途につかれた。

そして昨日彼女のお宅にてそのオリーブがしっかりと彼女の家にとけこんでいるのを
見た。娘も友達も皆気に入っているの、と大変嬉しそうに話してくれた。
彼女の手によってひとつの作品と成り代わった落ち葉たち、貝殻たち、そして見覚えのある
海岸の石ころたち。迫力ある流木の主、貝殻の群れ。大理石の塊。
素晴らしい仲間に囲まれた住処に収まってさぞかしオリーブも幸せか、と感謝の気持ちで
一杯である。
水を得たる魚の趣き、とはこのことか。

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by jamartetrusco | 2007-05-08 21:48 | Arte di Ale(アレのアート)


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