2007年 05月 11日

「進行中の庭」健在なり

今の季節はまさに庭仕事日和である。昨年も、アレがせっせと上の庭での作業に励んでいたのもちょうど今頃である。日差しは眩しいものの真夏のようなうだるような陽の照り返しもなく、また蚊もまだ少ないので、日中外で仕事をするのにいたって爽やかな心地良い気候である。
暗いスタジオでの仕事がだんだんとおっくうになる時期も此の頃である。
絵の方の制作も順調に運んでいるから昼間の気分の良い時間帯には外に出て仕事をするのが日課となっている。
アレの庭は大家さんの未使用の庭を世話をするかわりに無料で拝借して楽しんでいる自分のための自分だけの小楽園である。

この楽園にはそこで育った植物と雑草と木々が調和して生息している。だから夏の水がない季節にも十分水をあげたりしなくてもサバイバルできる自然の生命体なのである。毎日水をやらないと死んでしまうような植物はどこかこの地にあっていないような気がする。夏期の乾いた暑さに合う自然というのは昔から存在し生き残ってきたのである。
ローズマリー、ラべンダー、オレアンダー(きょうちくとう)、などはまさに地中海の植物である。
糸杉に地中海松はトスカーナの風景にかかせない。

毎日毎日煉瓦のインスタレーションに生えてくる雑草をつまみ、木や植物の顔をみて、巻きたばこを一服ふかしながら午前か午後のひと時を過ごすのである。こういう頭が「空」になることのできるひと時、無為の時間こそ人間の生命力を育てそして想像力を果敢にする原動力となるのだと思う。

空即是色。

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by jamartetrusco | 2007-05-11 21:48 | Vita (人生)


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