2008年 10月 10日

何かが変わる時

人生において突然とある一つの決断をする時がある。
大学を出てロンドンに留学したのもひとつ。
しかし若年期のあくまで人任せの決断であった。
その後仕事を通して紆余曲折をしながら、ある日閃光が下ったかのように
忽然と10代からの夢であった絵画修復のコースを受けようと決心した1993年。
フィレンツェに渡り、その地でアレッサンドロと出会った。
その年イタリアへの移住を考えて労働ビザを自ら作成した日々。
とてつもないエネルギーに動かされていた毎日だった覚えがある。
その決心の結果今の家族がいる。

そして今またむらむらと変化への決断をする時に来ている。
15年近く住んだこのトスカーナの地。
そろそろ自分たちの置かれた状況を変えるときに来ているような、
そんな気配がしている。
来年はそんな年になりそうな予感である。
果たして自分の本能をまだ信じて良いのか、一抹の不安と期待感と
様々交錯するものの、まずはひとつのステップを踏んでみようと思う。
今年の冬に。

人生は一度であり、そしてその長く短い人生の中で、信じることを
行動に移す時が何回かあるはずである。そしてそれを行動に移す適時
というのも。
それを見極める直感というのは、まず沈思する、心が上昇し、そして下降し、
物事の表裏をとことん認識した上で、ひとつの悟りのようなものを得た後、突然と
現れるようである。


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by jamartetrusco | 2008-10-10 23:00 | Vita (人生)


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