トスカーナ 「進行中」 In Corso d'Opera

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カテゴリ:Arte di Ale(アレのアート)( 107 )


2014年 09月 17日

糸杉の糸杉

糸杉の塊から削ぎ落とされた薄片からできた糸杉のシルエット。
たくさんを並べて箱に入れるとなかなか面白い。

木箱が必要だが、鉄線を使った原始的な感じの箱も悪くない。

どんどんとアイデアが湧いてくる石の壁隅。


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by jamartetrusco | 2014-09-17 23:13 | Arte di Ale(アレのアート)
2014年 09月 08日

Work in Progress III

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アレのIn Corso d'Opera, Work in Progressはついに第3弾目。
6月から8月までなんとかただで貸してもらっていた大家さんの空間は
ついに終了せざるを得なくなり、一旦断念。
でも長らく眠っていた穴蔵から外光に一旦出てしまったらまた逆戻りは
できない。
今までなんの疑問もなく制作していたワイン蔵のスタジオでの制作が
いまいち物足りなくなっている。
気候がまだまだ良い9月、10月、頑張るだけ頑張ってみようと、ついに
自宅前にてまさにオープンスタジオを試みることとした。
幸い我が家の周りは造り上、屋根に覆われており、雨に降られることが
ないので作品も置くことにした。
つい一昨日もらい受けてきた杉の木の塊の第一段階の彫りを施す。
杉の木の芳香が周囲に溢れる。
外に置いて数年経つというからひび割れの心配もないだろう。

今後Jamarteのブログはアレの制作に関することのみにしぼっていこうと
思う。
人生の第3弾目の節目、五木寛之氏曰くの「林住期」に突入した二人
にとってこれからは心身とも充実させていくのみ。

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by jamartetrusco | 2014-09-08 18:40 | Arte di Ale(アレのアート)
2014年 06月 07日

Studio Aperto



     6月7日、8日の土日、我が住まいであるモンテフィオラーレにてワイン祭りと同時にオープン・スタジオを開催中。

     これを皮切りに夏場はこの展示場をオープンさせておきたいのが希望である。
                  
           久々の地元での展覧会。
     
     最後に行ったオープン・スタジオは2003年の'Corso d'Opera'。すでに10年以上月日が発ってしまった。
                  
     10年ごとになぜか行動に虫が活発になるのかもしれない。
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by jamartetrusco | 2014-06-07 21:01 | Arte di Ale(アレのアート)
2014年 03月 16日

Artour-oーフィレンツェでのアートイベント




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この週末フィレンツェにてArtour-o と題されるアートイベントが開催中。
もう何回か企画されてきたこのアート展はフィレンツェ内のいくつかの会場にてトスカーナだけでなく
世界からの作家を多数集めて作品展示をする。存在は聞き知っていたが、アレの作品が展示されたのは
初めて。友人の作家から誘われてなんだかわからないまま資料を渡して参加することにしたのは去年
の終わり近かった。
企画の主となるのはジェノバ出の建築家の女性で、PRとスポンサー探しと長けている人物らしい。
とはいえ末端の作家達はいまいちどういう趣旨だかもわからないままプロジェクトを提出してほしい
旨を伝えられ、今までイタリアで発表しなかったサラミ、肉にまつわる作品グループをまとめてみた。
題して「Nudo e Crudo」。「生のまま」というような意味合い。
アレもあれこれ考えながら作品を10点ぐらい用意して展示日に会場に赴いた。
ところがなんとたった1点しか展示するスペースがないということ。すっかりがっかりして帰宅した。
作家の作品を知る上で作品1点だけの展示ではどういう意図で描いたか理解するのは不可である。
ミケランジェロ広場に近い高台の見晴らしだけでも価値のあると言えるVilla La Vedettaという
屋敷を改装してできたホテルのレストラン付近にA Tavola、「テーブルについて」というテーマ
とともに集められた複数の作家による作品の展示。その中にアレの肉の絵も飾られた。

いつも思う。アレの絵は他の作家の作品に比べてプリミティブである。ずっしりと
重心をもった土の塊のような、洒落たデザイン性からほど遠い、土臭い絵である。小器用さからは
無縁な、アートスクールに通った人物の作りだす、技術的な巧さのようなものはない。
毎日の日々から徐々に滲みで来たアレというひととなりが削がれてきたかのような結晶。
噛み締めるほど味がでるような、トスカーナのビステッカのような存在。

誰かこの作品を観てアレのトスカーナの神髄を感じ取ってくれたら良いと思う。
Primordiale、「根源」と改題した。

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by jamartetrusco | 2014-03-16 05:04 | Arte di Ale(アレのアート)
2013年 08月 07日

有馬温泉での展示

有馬温泉にある歴史深い宿坊、御所坊館内と御所坊グループの経営するギャラリーGaleria Retiro D'Ouro、そして昭和初期の趣きの堂加亭にてアレの作品が8月7日より13日まで展示される。

和の空間に違和感なく展示できた作品群は画廊展示の様相とやや異なる主張をしてくれている。

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神々の黄昏。
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by jamartetrusco | 2013-08-07 17:22 | Arte di Ale(アレのアート)
2013年 07月 11日

大阪での展覧会

暑い暑い京都にきている。
6月末に到着してやや過ごしやすい数日の後、梅雨開けも早い今年の
夏の猛暑、全開のこの数日。

アレッサンドロ・ヌティーニの個展が2年前と同じ画廊にて大阪にて開催される。
以下ご案内。

レオナルド・ダヴィンチの陰影からインスピレーションを受けて。

Leonardeschi – Ombre Sfuggenti
ダヴィンチ憧憬 — 幽か朧々たる陰影

Quando il sole è occupato da nuvoli tutto s’illuminano
dal lume universale del cielo e dall’ombra universale della terra.  (Leonardo Da Vinci)
「太陽を陰らす雲の下、万物は天の普遍的なる光源と地の普遍的なる陰影により昇華される。」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)


アレッサンドロ・ヌティーニ展
2013年7月22日(月)〜7月28日(日)
開廊時間 11:00〜18:30
会期中無休
作家毎日在廊

550-0015
大阪市西区南堀江2丁目13-30サンイーストビル2F
Tel/Fax : 06-6531-8436


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by jamartetrusco | 2013-07-11 09:04 | Arte di Ale(アレのアート)
2013年 01月 13日

ブルーアート展

Light It Up Blueという自閉症への理解を深めようという世界的規模のNPO組織の
企画するプロジェクトの一貫としてブルーアート展が今年日本の展覧会場
3カ所にて開催される。
主要な展覧会は大阪の梅田スカイビル内の空中庭園展望台。今年の3月末から。
以前にも日本での展覧会への参加を可能にしてくださった横澤氏がこのプロジェクト
に関わっておられアレも協力してもらえるだろうかという打診があったのが去年の秋頃。
ブルーという色に関連した作品という依頼で、その場で制作した。
2点描き終えて11月帰郷したおりに持ち帰った。
先日紹介したブルーの作品ともう一点が今回の青の風景画。

どちらの作品か、または2作品とも展示されるのかわからないが、大阪展には
出品して頂けるのだと思う。実際にプロジェクトに物理的には参加できないが残念であるが。

送っていただいた趣旨のページの一部を紹介したい。

「オーティズムヨーロッパ創立 30 周年記念事業、
国連郵政事業 60 周年、
国連制定 世界自閉症啓発デー 推進プログラム 欧米日・総合芸術展 ブルーアート展
純粋に繊細に生きる子供たちの心へと暖かな光が降り注ぐ。
新時代へのテーゼとなる回天のプロジェクト
このたび開催が決定した「ブルーアート展」は、国連総会において毎年 4 月
2 日に
実施される、世界自閉症啓発デーの関連事業として産官学連携体制から 開催される、
特に自閉症の子供たちの社会への理解と啓蒙を目的としたプロジ ェクトです。
開催は、4 月の世界自閉症啓発デー開催に向けての 2013 年 1 月から 3 月のおよそ 3 ヶ月、
東西選抜展の名古屋と神戸、そして本展の大阪と、三都市 を巡って開催される、
一大プロジェクトとなります。

ブルーは、オーディスムのシンボルカラーとして定着しています。
ブル ーは、平和、そして創造性を象徴する色彩として知られています。
そして、ブ ルーは、常人にはごく普通の環境であっても、五感の過敏な自閉症の
子供たち が耐えきれず混乱してしまった際に用いる、視覚的鎮静効果としても
用いられ ています。


《ブルーアート展》

会期
2013 年 3 月 26 日~ 4 月 7 日


会場
  本展特設会場 梅田スカイビル 39 階 空中庭園展望台
住所  
大阪市北区大淀中 1-1-88

  
主催
  LIUB 2013 ブルーアート展実行委員会

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by jamartetrusco | 2013-01-13 05:20 | Arte di Ale(アレのアート)
2013年 01月 12日

彫刻と絵とミヌー

制作者の家に住んでいる猫は自ずと傍らにある者の営みとともに歩むかに見える。
ミヌーはもの静かで、ややずる賢くて、人懐っこく、でも自分の欲求を満たすまでとことん
と追求する頑固な猫である。
そしてアレのスタジオにいるのが大好きだ。特にアレが木を彫っているときに傍らに
鎮座しているのが好きだ。
木が彫られる度に出てくる木屑を体に浴びながらいかにも満足気な様相である。
オリーブならば彫りたての表面をアレの目が離れているうちに舐めたりしながら。
作家の孤独な世界と猫の孤独な世界がひとつの凛とした調和を作りだしている。
いつ撮ったのかアレの彫刻の上にちょこんと座ったミヌーの写真。
その誇らしげな顔が素晴らしい。

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by jamartetrusco | 2013-01-12 17:45 | Arte di Ale(アレのアート)
2013年 01月 04日

2013年

2013年という新しい年を迎えて正直戸惑いを感じている。
2013年という言葉自体サイエンスフィクションのような非現実的な響きがある。

小さいときに2000年という時がいずれ訪れると想像して
なんとも怖い気持ちがしたものだ。
あっという間にその2000年が過ぎ、人間の裏側のみを削ぐような
厳しい時代を過ぎて今に至る。

2013年。いったいどんな年になるのだろう。
今年の夏はまた大阪にてアレの個展を控えている。この世の終焉とマヤ時代に
予言されたにも関わらず何事もなく過ぎていった暮れ。

しかしマヤ人は正しかったと思う。この世の終わりとは今の人間の異様な
社会状況を予言したのだろう。
金あるもののみが生きるに値するという今の世の中。
価値観自体が根底からくつがえされた異様な様相のこの世界。
これが世の中の終焉でなくてなんであろうというのか。
突然と消滅する恐竜のようなドラスティックな終焉でなくても終焉というのは
あると思う。
どこかの惑星が爆発して地球まで破壊されるというのが世の中の終焉では
ない。

今の人間の精神構造自体にこの世の終焉をまさに語る異様さがある。

人間はあくまで自然に生きる生き物なのであるからその自然の摂理を無視したような
生き方を数十年続ければ自ずと自殺行為となっていくに違いない。

そんなことを想いながら新年を迎えた。

アレの青の絵。青は心を落ち着かせる何かがある。

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by jamartetrusco | 2013-01-04 05:11 | Arte di Ale(アレのアート)
2012年 11月 09日

彫刻熱

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久々にアレの彫刻熱に火がついたようである。10月に参加したSAMでのイベントは
11月もあるというのでせっかく並べた彫刻群、この機会にそのまま展示を続けることにした。
スタジオの暗い片隅に静かに眠っていた彫刻達は初めて公然に晒されて、人々の視線を
浴びることにより、こつ然とその存在感を高めたようかに見える。
色々な職人、工芸家達が集まるセンターであるので木の彫刻への関心はことさらに
強いようである。今回のイベントではまだこれから彫り込みに入るオリーブの根っ子を持参して
制作実演をすることにしたので、なおさらのことである。
今回の展覧会で木に対する思いが強い人が予想以上に多いことがわかった。
石の文化であるイタリアであるのに、木という素材への愛着が深いことが人々の言葉から感じられる。
田舎に住んでいると当たり前に手に入る素材としての木の有り難みが再確認できた。
木は買わなければ手に入らないのが都会であるようだ。

アレの彫刻は彫刻家の彫刻ではない。彫刻という分野を美術学校にて学んだ人の技術や
視線はない。故にプリミティブでナイープな部分もあるものの、余計な先入観もないので
新鮮な形が生まれてくる。真の彫刻家であれば絶対に削り落としてしまうかもしれない
部分を残してしまう危なげさと大胆さ。はじめにアイディアがあり形が生まれるのではなく
はじめに木の形ありき、その形を木の神髄にそって発見していく。
何かの形を作り出そうとして生まれてきたわけでない素直な形。
木の魂を掘り出してくような過程であると言える。本当の彫刻家にしてみればなんと
素朴な、と思われかもしれないが。

この2回に渡る展覧会イベントのおかげでこのところのアレの制作はただただ彫刻のみ。
素材は大家さんが切り倒した杉の木もあれば、ワインを買いにいく農家のセルジョから
譲り受けてきたオリーブの根っ子や独特な黄色味が強いクワの木の大きな片。
暖炉にくべるためにセルジョがあらかじめ小さい片にしてあったものをいくつか分けてもらった。
大きなオリーブはまだ運搬不可能なので農家の片隅で作業させてもらっている。
この数日目を見張るような快晴で木の仲間達が勢揃いした。
これからどんな彫刻になっていくのか楽しみである。

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by jamartetrusco | 2012-11-09 01:17 | Arte di Ale(アレのアート)