2006年 04月 02日
今日は買い物を隣町(グレーベは野外マーケットが毎土曜日にあり、たくさんの人が出るので面倒な時は隣町に買い物に行くのです)の Mercatale, メルカターレまで足を伸ばしましたが、この近くにときどき「拝み」に行くquercia (オークの木)があります。 この辺りのquerciaの中で、一番大きく樹齢が長いと聞いています。 小道を車で入っていくとそこは人や車の音のしない静けさに満ちた別世界。大木の隣には 今ではひとけのない礼拝堂がたたずんでいます。 奥には大きなお屋敷があって、そこには今でもどなたかお住まいでしょう。15世紀の典型的な構えのVillaです。今だ観光におかされていない桃源郷のような一角です。そこにこの大木がそびえているのです。大きくなりすぎて枝が落ちたりしてところどころ治療が施されていてなにか本当に「ご老人」をおもわせる風格。というより「指輪物語」に登場するエンテのような木の仙人の如き存在です。 こういう大木の前に立つと本当の意味で自然の大きさに包まれ、神聖な気持ちになるのです。 人気blogランキングへ Un click per favore, grazie.
by jamartetrusco
| 2006-04-02 00:13
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