|
2006年 05月 14日
5月は庭の藤棚から、野山を甘い香りで満たすアカシアの花など、さまざまな花が咲き始める月。フィレンツェにてもミケランジェロ広場の"Giardino dell'Irisの庭にて5月2日から20日まで1957年来開催されている第50回国際アイリス・コンクールを楽しむことができる。3000種のアイリスを見ることができる稀な機会である。 さてこのアイリスーフィレンツェでは通常"Giglio"と呼ばれ、また方言では"Giaggiolo"という呼び名もあるーはご存知な方もおられると思うが、フィレンツェ市のシンポルである。白地に赤のアイリスの紋章である。地元の方言であるgiaggioloはラテン語で「刀」を意味するそうだが、アイリスの矛先の刃の形への類似に由来するのだろうか。もともとアルノ側沿いを飾っていた白いアイリス、alba fiorentinaが市の旗の紋章として現れたのは1250年頃、ギベリーニ派とグウェルフィ派との抗争まっただかの時代。ギベリーニ派が優勢だったときは、自然のままの白いアイリスが赤字の旗に描かれていた。ところが1266年グウェルフィ派がギベリーニ派を駆逐し、市を統治することになった際に、その色を逆転した、すなわち白地に赤のアイリスである。それが現在まで使われている。このアイリスの印はフィレンツェの当時の通貨フィオリーノ, "fiorino"の銀貨またその後は金貨にも押され使用されたという。![]() フィレンツェの歴史を語るのに欠かせないこの"giglio",アイリスの花。 我が家のまわりにも白に始まり、薄い紫と白の淡い色合いのもの、濃い紫色のもの、城塞のあちこちを色付けている。近くの町、San Poloでも来週末にはfesta di giaggiolo、アイリス祭りが開かれる。 ![]() 人気blogランキングへ にほんブログ村 美術ブログ ☆One click grazie♪
by jamartetrusco
| 2006-05-14 01:03
| Storia (歴史)
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
Arte di Ale(アレのアート) Arte (芸術) Paese (土地柄) Vita (人生) Natura (自然) Storia (歴史) Viaggio(旅) Libri (本) Cibo (食文化) Cinema (映画) Musica (音楽) 以前の記事
2016年 06月
2016年 03月 2015年 09月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 more... 最新のコメント
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||