2006年 10月 23日
フィレンツェと京都は姉妹都市としての絆を結んで去年で40周年目。そのおかげで様々な行事が昨年は京都、フィレンツェとで企画されたのだが、去年のちょうど今頃フィレンツェのシンボルであるヴェッキョ宮内とドゥーモの前にて京都からのお客さんを招いて"Kyoto sull'Arno" 「アルノ川の京都」と題する記念行事が行われた。たまたま茶の湯好きのイタリア人の友人が参加するというので同行した。イベントのメインは京都より舞妓はん、芸子はんがその芸を披露。そして京都造形芸術大学の和太鼓グループの豪快な和太鼓技、そして冒頭には世界平和を願う日蓮宗の僧による念仏も捧げられた。 一年経った今、たまたま画像が出て来た。京都の伝統とフィレンツェの歴史が交差した貴重な2日間。違和感があるような不可思議な調和があるような、珍しい画像なのでここに紹介したい。 パラッツォ・ヴェッキョの16世紀の大広間はその日はこのイベントのために無料公開。ということで思いがけず久々にこの大広間を見ることができた。彫刻が素晴らしい。照明の効果も。先日紹介した思惑つきのヴァザーリのフレスコ画があるのがここである。 このSalone dei Cinquecentoにて舞妓芸子さんや和太鼓の演技がみれるとは。 その後一団はシニョーリア広場を抜けてドゥオーモの前まで行進。道行く人々の注目を集めながらゾロゾロと。 その日は眼の覚める快晴日でDuomoが美しい。 その前で再度、和太鼓の演技。和太鼓は佐渡の鼓童というグループの公園を大分前にロンドンにて見て以来。生の太鼓の音の深みと振動はやはりお腹に届く。それにしても太鼓運ぶの大変だったであろう。めったに見られないこの光景に多くの人だかりができた。 今年は錦市場の方々が訪れると聞く。
by jamartetrusco
| 2006-10-23 22:10
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