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2007年 07月 30日
埼玉県立近代美術館でのEEA21の夏期展覧会に出品したオリーブの彫刻。 今回展示を考案する際に新たなその不思議を発見した。 東京滞在中にお世話になった友人家族の家にて展示前に作品を披露したときのこと。「どんな風に展示したら良いか」という思案の中、作品4点を色々と組み立ててみる。オリーブの大小の作品2点。そしてパイプの素材にもなるイタリアでは通称Scopa(箒の意)という木からなる小作2点。こっちを上にしたりあっちを上にしたり、試行錯誤にひとつのフォルムを作ろうと試す。3人の人の手がそれぞれ自分の思うままに作品を積み上げていく。 ![]() ![]() ![]() そしてわかったことにはこのひとつひとつの彫刻の木塊がどのように組む合わせても不思議なほど合致し、均衡を保つ緊張感あふれる形を生み出すのである。まるで謎パズルのように、こうしてもああしても、何故か「収まる」のである。木の自然形がアレの手によりひとつの凝縮した抽象形となっているのだが、まるで計算されたかのようにぴたっと組み合うその様子はまさに自然の不思議。百変化のオリーブの木塊が一回ごとにある様相を見せ、そして次の瞬間、また次の姿にヘンゲしていく。一度噛み合わせを変えた形は2度と同じではない。 3人の想像力あふれる男達が三人三様に形を作り出して行くほろ酔い加減の心地良いひと時。パズルの魅了に見せられた子供に回帰したような。 この一晩の体験は翌日展覧会の展示にも大変役立った。 観る方々に参加可能な彫刻にしてみよう、というアイデアが出たのはこの時である。 ![]()
by jamartetrusco
| 2007-07-30 18:24
| Arte di Ale(アレのアート)
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