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2008年 05月 16日
猫というのは寝床をしばしば変える習性があるようで、一時気に入って寝ていた 場所も2週間ほどすると飽きてくるらしい。ソファの上、椅子の上、昔娘に使っていたベビーキャリーの上。暖かい感じのするところが好きなようである。 ![]() 変わったところではアレのオリーブ彫刻の削り屑をいずれ使い道があるかと取ってある プラスチックの箱の中。これはオリーブが好きなビルバ(またはすべての猫の習性か)としてはオリーブの香りに包まれて、まさに夢心地なのであろう。 オリ−ブ屑も食べるぐらいなのだから。 ![]() そして植木鉢。横長のサボテンが一部だけ生えている鉢も何度も寝床となっている。 つい最近寝床レパートリーに加わったのは自分の体がやっとやっとはまるだけの丸い植木鉢の上。コーンに乗るアイスクリームのように危なっかしいのに。 いずれハーブでも植えようと土が入ったままなので、土の感触に直接体が当たるのが心地よいのだろうか。 ![]() 太陽や風が強い日はバーベキュー用の松ぼっくりや他の庭道具を閉まってある台の下に隠れて昼寝。敷物がかぶさっているので下に入ってしまうと外からは見えない。 すっかり他所を散歩しているのかと思っていたら、用事で開けた幕の下にちゃっかりと寝ていたのとは露知らず。 ![]() 猫ビルバが我が家に出入りするようになってまだ2年ほどであるが、様々な習性を発見する度に生き物の不思議とその性格の面白さに頷くのである。 そして猫のような生き方を見ていると人間なんて何ものぞ、とも思うのである。 春の時節柄、自然に目が向くこの頃である。
by jamartetrusco
| 2008-05-16 18:16
| Natura (自然)
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